旅行にお熱。

結婚後専業主婦となり、毎日のルーティーン化というのが目下の目標で規則正しい生活ができた1日には満足感もありますが、やはり夫に連休があったりするとせっかくなのに家にずっといるのも嫌になってきたこの頃。

去年の秋は家族3人で富山に日帰りだけど遊びに行ったり、娘と友人と3人で能登半島へ一泊旅行したりもしましたが、コロナの流行状況が更に悪化して緊急事態宣言下の今ではそのささやかな遊びすらも遠い日の贅沢の記憶として夢のような思い出になってしまいました。

スーパーへの外出すら憚られる中ですが、どこかに行きたい。近場でいいけど、でもどうせ今はどこにも行けないんだから何を言っても夢物語だし自分のブログの中だけででも自由に色々思いを巡らせてみようかと思います。

 

まず行きたいのは温泉旅行。

バスガイド時代は仕事で訪れた地でありがたみもなくいろんな温泉に浸かってきたけれど、素敵な旅館の風情や、乗務員だけ別の宿になる際に泊まらせてもらった民宿の温かみなどが思い出されて、今とても温泉旅行がしたい気分です。

個人的に好きなのは山奥の硫黄の香りいっぱいの白い温泉です。寒い時期に行くと体が芯から温まってぐっすり眠れるのが嬉しくて行き先にそのような温泉があると億劫な仕事も多少やる気を持って頑張れます。

温泉の質そのもので言えば、個人的1位は奥日光。硫黄の配合が日本で三番目に多いというのも頷ける、外の空気自体が硫黄の香りの温泉街。

夏の盛りに行くことがほとんどでしたが、日が暮れたら寒い奥日光では体が温まる温泉というのが嬉しかったというのもあるのかもしれませんが、たくさん行った温泉の中でこれだけ印象に残っているということは良い温泉だったのだろうなと思います。(個人的に。)

2位は近場、下呂温泉。今すぐにでもいきたい。交通費がガソリン代だけで済む分、奮発していい宿に泊まって美味しいものをたらふく食べたいという邪な気持ち込みでこの順位ですが、大人になってからお湯の魅力に気づきました。

近年飛騨地方の温泉地としては奥飛騨に押されがちらしく、前述の奥日光のような山奥の硫黄タイプの奥飛騨の温泉と比べると無色透明で香りもない下呂のお湯は温泉に入った!という実感が少ないし、下呂のすぐそばの御嶽の温泉もオレンジ色の炭酸泉と云う強インパクト無温泉というのもあってシンプルな下呂のお湯は、、みたいな文章をどこかで目にしたけれど、いやいやなかなか、下呂のお湯も良いです。

とろみがあって乾燥肌の私にはうってつけ。保湿に躍起にならなくてもすぐ乾燥してこない下呂のお湯。毎日入りたいくらい。

 

3位はググッと私の中の順位を上げてきた和倉温泉

言わずと知れた名泉ですが、若い頃は熱海や和倉の塩分の多い温泉にどうも湯あたりしがちだったため、ご飯も美味しくお宿も素敵なところが多いのに苦手意識があったのですが、昨年友人と娘と3人で訪れた際、本当に体が温まり胃の調子も良くなり、不眠気味だったのもしばらく改善されたので一気にベストスリーに躍り出てきました。

周りに観光できる場所も多いし、キッズフレンドリーなお宿や観光地も多く、大人も子供も楽しめて混んでないからのんびり出来て、景色も空気もなんだかちょっとノスタルジックで大好きな街です。

 

早く何も気にせず旅行を楽しめる日がやって来ることを祈るばかりです。